読書の記録

柳美里の小説、最近読んでなかったんだけど、本屋で文庫が平積みになってて気になって買った。

昔よく読んでいた時に父が、「ものすごくきれいな文章を書く作家だ」と言っていたことをなぜか覚えている。

昔は本を読んでいることを親に隠していたな。

なんか恥ずかしかった。

 

 

JR上野駅公園口 (河出文庫)

JR上野駅公園口 (河出文庫)

 

 半分読んだ。名作の予感・・・

 

ひよっこといい、戦後の出稼ぎ・市井の名もなき人の物語、というテーマ付いている最近。

そういえばこないだこんなのも読んだ。

 

街の人生

街の人生

 

 ホームレスの人たちにも豊穣な物語がある。

いや、ホームレスだからこそ、か。

私にもある。

人生の物語。

 

こういうのも読んだ。

 

笹の舟で海をわたる

笹の舟で海をわたる

 

 1人の名もない、何の魅力もないかもしれない女性の詳細な物語。

 

文学って救いだと思う。

図書館は教会に似ている。

文学が救いになるのはこういうこと。

1人の誰からも忘れ去られるような人生を拾い上げてくれる瞬間。

孤独を少し癒してくれる瞬間。

 

 

それにしてもこのamazonのリンク貼り付ける機能おもしろいな・・・